実地棚卸と帳簿残高
2008年6月25日
実地棚卸が終了したら、実地棚卸の在庫数と帳簿の残高とで照合を行う。
在庫は、同じ物が1カ所にまとまってあるとは限らないため、同じ物で数量の集計を行う。
棚卸資産は本来、実地棚卸と帳簿残高が一致するべきものだが、実際は差異が出ることが多い。
差異がでた場合は、原因を追求して明らかにしておく。
差異が出る原因としてよくあるのは記録漏れや取引先からの納品書等の書類到着が遅延している、受払時に他の商品を記録してしまったり、数量や単位を間違えるなどの記録ミス、返品処理の遅延などが挙げられる。本来はこれらを防ぐために、定期的に在庫と帳簿残高を合わせるのが理想的だが、時間も手間もかかるため実際は年に1回年次決算の時だけ実地棚卸を行う会社が多い。
実地棚卸と帳簿残高でどうしても数値が合わない場合、実際に存在している物はどうすることもできないため、実地棚卸の数値に帳簿を合わせる。
2008年6月25日|
カテゴリー:在庫管理
実地棚卸作業
2008年6月24日
実地棚卸作業は、決算日の営業終了後に行われる。在庫のカウントだけではなく、欠損品や不良品、長期滞留しているものはないかどうかも併せて確認する。
倉庫内のどの場所に何が置いてあるか、置き方は数えやすい単位になっているかなどが大切である。また、在庫と帳簿を照合しやすいように複写式の伝票を使用して複写した伝票を在庫に貼り、在庫の出入りの漏れをなくすように心がけるなど工夫が必要である。これによってによって業務付加が変わってくる。
作業は在庫の記録者とカウントする者がペアになり、担当範囲を決めて、あらかじ作業内容の説明などを行い意識合わせを行った上で作業を進める。
在庫の調査が終了したら、責任者が記入漏れがないかどうかのチェックを行う。このとき重要なのは棚卸途中に在庫の移動がないようにすることである。もし、棚卸中に移動があると、在庫の正確な数が把握できないためである。
2008年6月24日|
カテゴリー:在庫管理
在庫の払出
2008年6月23日
在庫の払出とは、商品・製品を会社の外部に販売することと、原材料を製造工程に回すこと。そして何をもって売上として計上するかによりタイミングが異なる。出荷時、検収時がある。
出荷基準は商品を発送した日と相手先に到着する日が異なる場合、出荷日を売上計上日とする。
検収基準は商品を発送した日と相手先に到着する日が異なる場合、相手先に到着して検収が行われた日を売上計上日とする。
一般的には自社の倉庫から商品が出た時点をもって売上とする出荷基準が使われる。
いったん選択した計上基準は原則として毎期継続的に適用しなければならない。
払出処理は出荷を行う倉庫部門から経理部門への報告によって行われる。経理部門では出荷情報を管理し、売上の計上、得意先への請求書発行を行う。
2008年6月23日|
カテゴリー:在庫管理
在庫の受入
2008年6月22日
在庫の受入とは、原材料、商品を仕入れること。そして何をもって仕入として計上するかによりタイミングが異なる。入庫時、検収時、請求書到着時、支払時がある。
入庫基準は納品書に押す受領印の日付を仕入日とする。
検収基準は商品や原材料を検収した日付を仕入日とする。
請求書到着時や支払時は発生主義という考え方からすると適切ではないが、実際は在庫管理のために受入処理を行い、仕入計上は請求書到着時に行うケースは少なくない。
いったん選択した計上基準は原則として毎期継続的に適用しなければならない。
入庫や検収は倉庫部門など実際に現物を受け入れた部門で行われる。仕入計上は経理部門でで行われる。
入庫や受入を行う部門では納品書・送り状と納入された品物が正しいかどうかの確認を行い在庫の受入を計上する。そして、経理部門では取引先から送られてきた請求書と納品書・送り状が正しいかどうかの確認が行われ仕入として計上される。
2008年6月22日|
カテゴリー:在庫管理
在庫管理
2008年6月21日
在庫管理とは、在庫の受入、払出を記録し、残高を明らかにすること。これにより、過剰在庫の抱え込みや在庫不足をなくし、適正な在庫を保つことに役立つ。
在庫を適正に保つための発注方法には定量発注方法と定期発注方法がある。
定量発注方法は商品や材料がある量まで減ったら発注を行う方法で、在庫の払出数から、ここまで減っても大丈夫、という量をあらかじめ算出しておく。単価が安いもの、調達期間が短いもの、需要が安定しているものに向いている。
定期発注法は在庫の払出にバラツキがあり、払出数が把握しづらい場合に定期的に必要な量だけを発注する方法。次回の発注までに必要な数と調達期間にかかる数を購入する。単価が高いもの、調達期間が長いもの、需要の変化が激しいものに向いている。
2008年6月21日|
カテゴリー:在庫管理
在庫
2008年6月20日
在庫とは、棚卸資産のことで、仕入れた商品で販売前のものと、原材料を仕入れ、製造し製品にして販売する前のものである。棚卸資産には商品、製品、原材料、仕掛品、半製品、貯蔵品がある。
商品とは、販売を目的として仕入れた品物のことで、不動産販売業では土地、建物が含まれることもある。
商品に対して自社で販売目的で作られた品物は製品と呼ばれる。作りかけの製品は作りかけであってもそれ自身で販売ができるものを半製品といい、できないもので製造途中のものを仕掛品として区別される。加工前の材料は原材料にと呼ばれる。
この他、消耗品で未使用の物を貯蔵品と呼ぶ。
2008年6月20日|
カテゴリー:在庫管理